インフレ到来なのか…

2012年3月16日 0:00
最近とみに物の値段が上がっていると聞きます。消費者に渡る最終品の価格が上がっていなくても、事業者の仕入価格が上昇している場合があります。 例えば、今、価格の上昇している品目ですが… 石油、ガソリン、石油製品、生鮮野菜、電気代、資源価格一般、米等の穀物価格、うなぎ等などです。 気候変動等を起因とする理由から価格が上がっている物もありますが、構造的な要因が背景にあり、一部品目に関しては長期的に引き続きインフレ気味で推移する様に思われます。 現状は事業者が仕入値の上昇分を負担して何とかやりくりしていますが、この状況が継続すると「あるきっかけ」を機に一気に物の価格が上がるのではないかと思います。 そのきっかけとは…消費税です。消費税の増税とタイミングを合せて今まで値上げしなかった物の価格が上がる様な気がしてなりません。 ただ、それが不動産投資に取って中立ならば良いのですが、恐らくマイナスに響くと思われます。物の値段が上がっても恐らく給与所得は上昇しそうにないからです。 石油価格が上昇すると、石油を使って作っている品目であるクロス等の賃貸マンションの修繕に関わる商品の価格も上昇しそうです。

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